不動産クラウドファンディングは、投資初心者でも手軽に取り組める、新しい不動産投資の形です。
このしくみを活用したサービス「みらファン」を提供しているのが、愛知県名古屋市に本社を置く株式会社みらいアセット。
みらいアセットは、ただ投資商品を提供しているだけの会社ではありません。
地域に根ざし、社会課題の解決にも向き合う、そんな想いを持っています。
本記事では、みらいアセットがどのような会社なのか、わかりやすくご紹介します。
みらいアセットのことを少しでも知っていただけたら幸いです。
みらいアセットの概要

株式会社みらいアセットは、2004年に設立された不動産コンサルティング企業です。
会社概要は以下のとおりで、地域に根ざした不動産サービスを提供しています。
設立 | 2004年12月1日 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市 |
資本金 | 1億円 |
免許 | 不動産特定共同事業許可 第1号 ・第2号 宅地建物取引業 賃貸住宅管理業者 |
おもな事業内容 | 不動産クラファン事業 不動産買取事業 不動産売買仲介事業 不動産管理事業 |
みらいアセットは単なる「不動産会社」ではなく「不動産コンサルティング企業」です。相続や事業承継、資金調達、空き家対策といった課題に対して、不動産を軸にした解決策をご提案しています。
不動産クラウドファンディング「みらファン」の運営は2022年に開始しました。
名古屋に本社を構える企業として、東海地方の物件に投資するファンドを多く提供しています。
不動産クラウドファンディングの投資対象は東京都心の物件に偏る傾向がみられます。しかしみらいアセットは地域文化への理解や土地勘を活かし、その土地・物件ならではの価値や魅力を見抜いて物件を選べる点が、ほかにはない強みです。
当社は「みらファン」を通じて、資産運用と同時に地域貢献も実現する考え方を大切にしています。
みらいグループの概要

みらいアセットは、「みらいグループ」の一員です。ここからは、グループの全体像と、グループを率いる経営層について簡単にご紹介します。
みらいグループについて
みらいグループは、2003年3月に現代表取締役の磯部悟が、中小企業の経営支援を目的に個人創業したことから始まった会社です。
グループのミッションとして「人と企業のみらいを幸せにする」を掲げ、さまざまな事業を展開してきました。2023年、創業20年の節目には、展開する事業を「みちびく事業」と「もてなす事業」の2本柱に再編成し、現在に至ります。
- みちびく事業
人や企業が対処すべき諸課題に付加価値の高いソリューションを提供
経営コンサルティング、不動産コンサルティング、事業再生支援など - もてなす事業
接するすべてのお客様の笑顔と幸せを想い、もてなす心を大事にサービスを提供
マンスリーマンション、ホテル・温浴施設、リロケーションサービス運営など
グループ全体で377名(2024年3月時点)の役職員が、企業理念の実現や事業運営を支えており、2024年度の売上高は98億であり、2025年度には100億円を超え創業来最高となる見込みです。

経営層について
みらいグループの経営層は銀行出身者で構成されています。
みらいグループの創業者であり、現代表取締役を務める磯部悟は、東海銀行(現・三菱UFJ銀行)の出身です。銀行時代は法人融資の現場や中小企業の上場準備に関わり、資金調達や資産形成など企業財務に関する豊富な知見を培ってきました。そうした経験・知見を生かして2003年に財務支援コンサルタントとして創業し、現在に至ります。
また、みらいアセットの代表である平塚正人は大垣共立銀行、経営戦略の策定・実行・管理を行う中島和雄は磯部と同じく東海銀行(現・三菱UFJ銀行)の出身です。
みらいグループ、みらいアセットは、銀行出身ならではの「堅実な判断」と「実行性のある課題解決力」を土台に、20年以上にわたりサービスを提供しています。
「みらファン」の実績

「みらファン」の第1号ファンドの募集は2022年12月、愛知県名古屋市の物件を対象とするものでした。 以来、当社は2025年5月までに累計18 件のファンドを組成し、資金調達総額は15億円を突破しています。
これまでのおもな実績は以下のとおりです。
- 元本割れ0件
- 償還延期や運用延長0件
- 予定配当の達成率100%
- 想定利回りの平均値6.2%(2024年8月末時点)
これらは将来の実績を約束するものではありません。しかし、投資経験のない方でも安心して取り組んでいただける実績を積み上げてきたと考えています。
実際に「みらファン」に投資した方からは、このような声が寄せられています。
償還まで不安なく過ごすことができました D様(50代 / 会社員) 他のサービスと比べて投資申込みをしてから償還までの不安感がなく、精神的に安定して過ごせました。返ってくるのかな?大丈夫かな?と考えなくていいので楽でした。 |
意義を感じられる投資商品 Y様(40代 / 会社員) 単純に利益追求の投資をするのではなく、自身が投資することで多くのステークホルダーの経済成長を支えることができていることを実感できました。 |
どうせ投資するのであれば、想いに共感できる先に K様(60代/自営業) 余剰資金の運用を目的に投資しました。投資先は自分で選択できるので、どうせなら社会の役に立つ、共感できるところに投資しています。今後も楽しみにしています。 |
「みらファン」の投資対象物件は現在、愛知県内を中心に群馬県や香川県など全国に広がっています。反対に、不動産クラウドファンディングの多くが対象とする東京都心エリアは対象としておりません。
地域密着の視点を持ったファンドづくりは、ほかの不動産クラウドファンディングサービスと一線を画すポイントです。
では、なぜ地方都市の物件にこだわっているのか。最後に「みらファン」への想いを紹介します。
不動産クラウドファンディング「みらファン」への想い
「みらファン」は、不動産を活用したい人と、それを応援したい投資家をつなぎ、クラウドファンディングとしてお金を集めるしくみです。資金調達や資産運用の側面だけでなく、「地方で活動したい」「地域を支える活動に参加したい」など、人と人の夢をつなげることも大切にしています。
「みんなの夢を叶える“みらファン”」が「みらファン」のコンセプト。
不動産の利用者と投資家だけでなく、地域住民の方々や当社のスタッフなど、関わるすべての人の幸せを追求していきます。
その一環として「地域の活性化」も大切な目的のひとつです。
なぜ、不動産クラウドファンディングでは投資対象が東京都心の物件に集中しているのか、ご存じでしょうか。
それは、都心は地価や物件価格の上昇率がほかの地域よりも高く、収益を見込みやすいからです。
もちろん収益も大切ですが、同時に「みらファン」が目指すのは「地方にお金を巡らせ、元気な地域を増やし、日本全体を元気にすること」です。
ですから「みらファン」は地域に根ざした古き良き建物や、活用の可能性を秘めた商業施設に目を向け、その物件ならではの価値を見出してファンドを組成しています。そして、ファンドを通じて地域の魅力を多くの人に知ってもらい、出資を募って地域にお金を巡らせる。不動産クラウドファンディングのしくみを生かして、地域で必要とされている場所を残すことが、当社のひとつの役割です。
この考えはSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」とも結びついています。
「みらファン」を通して、投資家のみなさまと一緒に目標達成へ貢献できれば嬉しく思います。
【関連記事】消えゆく日本の原風景を救う、新しい不動産クラファン。地方創生に取り組む二人がその魅力を語る
まとめ
不動産クラウドファンディング「みらファン」は、初心者の方でも安心して取り組める不動産投資の一種です。
運営会社のみらいアセットは、不動産コンサルティングで20年以上の実績を持つ企業です。不動産クラウドファンディング事業では、「地域にお金を巡らせ、日本全体を元気にしたい」という想いで、地方物件に特化したファンドを組成しています。
1口1万円から不動産投資に取り組める「みらファン」で、あなたも地域を支える活動に参加してみませんか。
- 投資したい物件を選ぶことができる
- 少額から手軽に投資が可能
- 利回りが比較的高い
- 不動産管理に関する手間が不要
- リーシングに関する対応は事業者側が行う
- 運用中の資金の上下が無い
- 優先劣後構造で投資家を保護
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