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不動産クラウドファンディング「みらファン」の利用者はどんな人?人気のファンドも紹介

不動産クラウドファンディング「みらファン」は、2022年12月に第1号ファンド をリリースして以来、2025/11/21までに29本 のファンドを提供してきました。インカムゲイン型でリスクが比較的低く、リターンとのバランスが取れたファンドとして多くの投資家から評価されています。

とはいえ、不動産クラウドファンディング自体がまだ歴史の浅い投資手法で、認知度は決して高いとはいえません。
どんな人が利用しているのか、出資額はいくらぐらいなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では「みらファン」の利用者層や出資額の傾向を紹介するとともに、過去に人気を集めたファンドの特徴も発表します。

「みらファン」利用者の特徴

不動産クラウドファンディング業界全体では30代~50代の現役世代・会社員を中心 に利用が広がっており、これは「みらファン」でも同様です。
さっそく、年齢・男女比・職業・居住地の4つの観点から、「みらファン」利用者の特徴をみていきましょう。

年代

「みらファン」の利用者は20代から70代以上と幅広い年齢層にわたります。
なかでも中心は30代~50代で、全体の約8割を占めています。

この理由は、不動産クラウドファンディングが比較的新しいサービスのためでしょう。一般的には、若い人のほうが情報感度は高い傾向がみられます。株式や投資信託などの金融商品では60代以上の割合が高めですが、不動産クラウドファンディングはこの層にはそれほど認知されていないと推測できます。
スマートフォンなどで日常的に投資情報を収集している現役世代には浸透しつつあっても、世の中全体でみると今後まだまだ発展の余地があるサービスです。

男女比

次に、「みらファン」利用者の男女比は、おおむね男性:女性=2:1 の割合です。

理由としては2つ考えられます。
まず、基本的には男性のほうが女性よりも投資意識が高く、リスクを積極的にとる傾向があるといわれているためです。
そして、統計的に収入や金融リテラシーの水準が高い層も男性に多く、余裕資金で投資にチャレンジしやすい側面も影響しているでしょう。
株式や投資信託などを利用する投資家をみても、男性の割合が多くなっています。

職業

続いて、「みらファン」利用者の職業は会社員が最多です。そのほか、公務員や自営業、パート・アルバイト、専業主婦・専業主夫などもみられます。

利用者の8割を占める30代~50代は現役世代にあたるため、何らかの形で働いている人が多いと考えれば自然な傾向でしょう。
「みらファン」は1口1万円から出資できる手軽さもあり、近年はパート・アルバイト層や専業主婦・専業主夫層の利用もじわじわと増えています。

居住地

最後に、居住地のトップ5は、上から東京、愛知、神奈川、大阪、埼玉の順 です。
首都圏や大阪などの都市部であるほど情報感度が高い人が多く、この並びにも頷けます。

一方、愛知県の多さは「みらファン」ならではの特徴といえるでしょう。
運営会社である「みらいアセット」は愛知県名古屋市に本社を構え、ファンドの対象となる不動産も愛知県の物件を中心としています。このため、地元の方に親しみを持っていただいているのではと考えています。

なお、業界全体では東京の物件を対象とするファンドが半数を占める なか、「みらファン」では愛知や岐阜、群馬など地方都市の不動産を扱う点が特徴です。
収益性も大切にしながら、不動産クラウドファンディングを通じてまちに必要とされる不動産を再生し、地域活性化を目指す側面を持つサービスでもあるためです。

「みらファン」での出資額

「みらファン」の最低出資額は1口1万円ですが、実際の出資額はどの程度なのでしょうか。ここでは平均的な出資額を紹介します。

出資額

出資額は、平均が約40万円 、中央値が10万円 となっています。
平均値が中央値を上回る理由は、一部の高額出資者が全体の平均を引き上げているためです。実際には、出資額が1万円の方もみられます。

「みらファン」のファンドは運用期間が半年ほどと短めです。このため、
・「半年くらいなら使う予定のないお金だし、銀行に預けても利息はほとんどつかないから試してみよう」
・「株式は値動きが激しくて怖いけれど、不動産クラウドファンディングなら安心できそう」
・「スマホで簡単に申し込めそうだから始めてみようかな」

といった形で、気軽に取り組む方が多いようです。

さらに、「みらファン」はこれまで、予定配当達成率100%、元本割れゼロ、運用終了の翌日償還といった実績を積み重ねてきました。堅実な運用が安定感につながり、安心して出資できる環境を提供しています。

過去に人気だったファンド

さて、今度はファンドのほうに注目してみましょう。
「みらファン」ではどのようなファンドが人気を集めてきたのか、大きく3種類の事例を紹介します。

第15号:新春キャンペーンで配当を上乗せ

第一に、新春キャンペーンとして配当を上乗せした第15号ファンドがあげられます。
基本の想定利回り6.0%に特別利回り4.0%を加え、合計10.0%という高い条件を実現しました。
さらに、劣後出資比率は約60%と業界内でも非常に高水準で、投資家の安全性にも配慮された設計でした。

対象物件の所在地は愛知県海部郡と、一般的には知名度の高くない地域でしたが、募集開始後すぐに満額に達したファンドです。
高い配当条件および安心できる運用設計であった点が人気を集めた理由といえるでしょう。

第1号~第3号:1分少々で満額に

サービス開始直後にも関わらず、第1号~第3号ファンドはいずれも、約1分少々で募集額の満額に達しました。
運用期間は6ヵ月、想定利回り6%と、「みらファン」では標準的な条件ですが、募集額は360万円~460万円と、小規模だったためと考えられます。
しかしながら、当時はサービスリリース直後で知名度がまだ低い段階です。それにも関わらず即完となった理由は、ファンドの運用条件が納得していただけるものであったからだと受け止めています。

マンション系ファンド:投資のしくみをイメージしやすい

不動産投資といえば「アパートやマンションを所有して家賃収入を得る」イメージを持つ方が多いでしょう。
マンション系のファンドは、この一般的な不動産投資に対するイメージと一致しやすく、収益のしくみを理解しやすいといえます。
複雑なスキームだと理解できず不安を感じがちですが、マンション系は分かりやすさが安心感につながり、根強い人気を誇るファンドです。

「みらファン」ならではのファンド

「みらファン」では、マンションだけでなくテナントビルやホテルなど多様な不動産を投資対象としています。最近とくに注目を集めているファンドが、コンテナ型ホテルを投資対象とするものです。業界全体でみても珍しいこのファンドの特徴をみていきましょう。

コンテナ型ホテル「HOTEL R9 The Yard」の概要

「みらファン」ではコンテナ型ホテルのなかでも「HOTEL R9 The Yard」シリーズを投資対象としています。
同シリーズは郊外やロードサイドなど、これまで宿泊施設の進出がなかった場所を中心に展開するコンテナ型ホテルブランドです。
「HOTEL R9 The Yard」シリーズを含む「R9 HOTELS GROUP」は、2018年の初出店以来、全国で128店舗 (2025年11月時点)まで拡大しており、平日は出張などのビジネス利用、休日はレジャー目的の宿泊で客足が絶えません。
インバウンド依存ではなく自動車移動のビジネス層を中心としており、稼働率が安定している点が投資対象として評価されています。
実際に「いつ通りかかっても駐車場が埋まっている」との声も聞かれるなど、地域での存在感も高まっています。

それだけでなく、同ホテルはレスキューホテルとしての社会的役割も果たしている点が特徴です。地震をはじめとする災害時や新型コロナ感染症対応の拠点として、全7回 の出動要請を受けました。こうした実績を評価され、運営会社は国土交通省関東地方整備局や全国170を超える市町村と災害協定 を結んでいます。
行政と協定を結ぶ信用力の高さも、契約の相手方として適切だと判断できる理由のひとつです。

マスターリース契約による安心感

ファンド組成にあたり、同ホテルの運営会社とマスターリース契約を締結しています。
マスターリース契約を通じて、空室リスクを低減しており、投資家にとっては将来の計画性に対する確実性が高まり、見通しが立てやすいことは安心材料です。「みらファン」では一部のファンドにおいて、マスターリース契約を活用した一括借り上げや賃料保証などにより、収益の安全性を確保しています。

組成するファンドの特徴

「みらファン」では、一貫してインカムゲイン型のファンドを提供しつづけてきました。同ホテルを対象としたファンドもまたインカムゲイン型で、利回りや運用期間はほかのファンドとほぼ同じ水準です。

ふだんマンションやテナントビル系のファンドに出資している方にとっては、物件の分散先として活用しやすいといえるでしょう。

まとめ

不動産クラウドファンディングは歴史が浅く、市場は拡大しているものの知名度はまだそれほど高くありません。「みらファン」も含めて、利用者は投資への関心や情報感度の高い層が中心です。

こうした状況のなか「みらファン」は投資経験者・未経験者のどちらにとっても利用しやすいサービスを目指しています。
投資経験者にとっては保有資産の分散先としての活用しやすさを、未経験者にとっては投資の第一歩として選びやすい安心感を大切にしています。

「みらファン」は1口1万円から不動産投資に取り組んでいただける不動産クラウドファンディングです。

  • 投資したい物件を選ぶことができる
  • 少額から手軽に投資が可能
  • 利回りが比較的高い
  • 不動産管理に関する手間が不要
  • リーシングに関する対応は事業者側が行う
  • 運用中の資金の上下が無い
  • 優先劣後構造で投資家を保護

「みらファン」で、資産のバリエーションを増やしてみませんか。

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Rinka

みらいホールディングス企画部に所属し、不動産に関連する事業・サービスの広報活動を担当しています。 記事の執筆などを通じて、不動産関連の事業やサービスをわかりやすく発信していきます。もっと多くの人に知ってもらえるよう日々奮闘中です!

  1. 不動産クラウドファンディング「みらファン」の利用者はどんな人?人気のファンドも紹介

  2. 不動産クラウドファンディングの配当金にかかる税のしくみ

  3. 「みらファン」のリスクが低い5つの理由

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