みらファンとは?

不動産クラウドファンディング「みらファン」が大切にしている3つの思い

不動産クラウドファンディングは少額で取り組める不動産投資の一種で、その多くが東京都心の物件を投資対象としています。そうしたなか、「みらファン」はあえて地方の不動産に特化して投資する点がひとつの大きな特徴です。
なぜ、地方の不動産なのか。それは、投資による個人の利益だけでなく、社会の利益との両立を目指しているからです。
本記事では、「みらファン」が大切にしている3つの思いを紹介します。

負担の小さい投資機会を提供したい

近年は資産運用のなかでも、負担の小さな投資が求められるようになってきました。
終身雇用の崩壊や「人生100年時代」ともいわれる社会背景から、収入や年金に関する不安が高まり、「少しずつでも将来に備えたい」と考える人が増えているためです。
実際にNISAやiDeCoを利用して将来の資産づくりを始める人が増えており、いずれも少額で始められる点で共通しています。くわえて、不動産クラウドファンディングも1口1万円から投資できます。

とはいえ、どんな投資にもリスクがつきものです。株式のように値動きが活発な商品は、大きなリターンを得られる可能性がある一方で価格が乱高下することもあります。投資とは本来、豊かで幸せになるための手段ですが、自分が買った商品の値動きで常に不安に苛まれるとしたら、投資はつらいものになってしまうでしょう。

そこで「みらファン」では、値動きや配当金を安定させるため、配当金の原資を賃料収入の範囲内に収める形で商品を設計しています。
NISAやiDeCoでは株式型の投資信託が人気ですが、株式からの分散先のひとつとして、投資ビギナーでも不安なく利用できる商品づくりを目指しています。

【関連記事】
リスク対策を大切にする「みらファン」の設計とは

地方を元気に

冒頭で「不動産クラウドファンディングでは都心部の物件を対象とするものが多い」とお伝えしました。都心は賃料の水準が高く、将来的な資産価値の上昇を見込めるためです。
一方、地方は若者の流出による人口減少や空き家問題を抱えています。まだ有効活用できる建物でも、その価値が評価されずに放置されて劣化が進み、さらに空き家が増えてしまうケースもみられます。
しかし、地方はまた食料やエネルギーの生産地でもあるため、地方の衰退は都市部で暮らしている人たちにも無関係ではありません。

地方を元気にしていくため、「みらファン」の投資対象は地方都市にある住居用・商業用の古きよき建物が中心です。地域に必要とされる不動産をみんなで買い支え、地方を活性化させ、みんなで豊かになることを目指します。

事例1:愛知県西尾市の不動産

ここで、「みらファン」の過去の商品を2つ紹介します。
まず、愛知県西尾市の不動産を投資対象とした商品です。西尾市は抹茶の生産地として有名ですが、それほど知名度が高い市とはいえません。
「みらファン」で西尾市にある不動産をクラウドファンディング化した際、出資者に当社グループ会社が運営する温浴施設の入浴券をプレゼントしました。「入浴券を機にはじめて西尾を訪れた」という声もあり、「みらファン」が西尾市に人を呼び込むきっかけとなりました。

事例2:愛知県海部郡蟹江町の不動産

次に、愛知県海部郡蟹江町の不動産を再生した事例です。駅前に建つ築38年の商業ビルを投資対象としました。このビルには学習塾やクリニック、美容室、事務所が入っており、地域の人たちにとっては不可欠な施設です。しかし、買い手がつかなければ取り壊しになるだろうと予測されました。なぜなら蟹江町もやはり知名度などの問題で、投資需要がそれほど高くないエリアのためです。
最終的にこのビルをクラウドファンディング化したところ、2,000名を超える方々から3億2,000万円もの出資が集まりました。今も地域になくてはならない存在として稼働しています。

このように、地域にとって必要な不動産を「みらファン」でクラウドファンディング化してみんなで買い支え、地方を元気にしていきたいと考えています。
また「みらファン」のコンセプトは「みんなでつくる」です。投資家や地域関係者の方々から地域にとって大切な建物をご提案いただき、クラウドファンディング化する取り組みも今後増やしていきたいと思っています。

持続可能な社会貢献を

「みらファン」はSDGsが掲げる17の目標のうち、目標11「住み続けられるまちづくりを」の実現を目指しています。

11-3 2030年までに、だれも取り残さない持続可能なまちづくりをすすめる。すべての国で、だれもが参加できる形で持続可能なまちづくりを計画し実行できるような能力を高める。

11.住み続けられるまちづくりを | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会) より引用

不動産クラウドファンディングではなく「寄付」でも地方にお金を届けられますが、寄付は「お金を出したら終わり」です。しかし投資であれば、投資家は経済的なリターンを期待できます。地域に貢献すると同時に自分自身の資産形成にもつながるため、「持続可能なまちづくり」を実現しやすくなります。

不動産クラウドファンディングを通じた投資は、選挙で投じる一票と同じくらい価値あるものです。単なる投資ではなく、その先にいる街の人たちのために活用されていると思うと、温かい気持ちになりませんか。
選挙では1人にしか投票できませんが、不動産クラウドファンディングなら1件に限らず、複数の街を応援できます。

「みらファン」の投資エリアは、都市部に暮らす方々にとっては知らない街かもしれません。しかし、繰り返しになりますが、地方の衰退は都市部にも影響を及ぼす可能性があります。「みらファン」をきっかけに地方の街を知り、出資を通じて経済的なリターンとともに地域貢献の満足感や充足感も得てもらえたら嬉しく思います。

まとめ

「みらファン」は心理的負担の比較的小さい投資機会を提供すると同時に、地方創生、社会貢献の一助を担うサービスです。
資産の分散先のひとつとしての利用はもちろん、「せっかくなら社会の役に立つ、共感できるところに投資したい」といった思いで利用を始める方も増えてきています。

「みらファン」はほかにも、以下のような特徴があります。

  • 投資したい物件を選ぶことができる
  • 少額から手軽に投資が可能
  • 利回りが比較的高い
  • 不動産管理に関する手間が不要
  • リーシングに関する対応は事業者側が行う
  • 運用中の資金の上下が無い
  • 優先劣後構造で投資家を保護

「みらファン」を通じて、将来のための資産づくりと社会貢献に取り組んでみませんか。

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Rinka

みらいホールディングス企画部に所属し、不動産に関連する事業・サービスの広報活動を担当しています。 記事の執筆などを通じて、不動産関連の事業やサービスをわかりやすく発信していきます。もっと多くの人に知ってもらえるよう日々奮闘中です!

  1. 不動産クラウドファンディング「みらファン」が大切にしている3つの思い

  2. 「みらファン」での配当金・償還金の設計思想とは?

  3. リスク対策を大切にする「みらファン」の設計とは

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